外国人介護人材受入れコラム
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ヒューマンライフケア株式会社の「特定技能登録支援事業」では、長年の介護事業での実績を活かし、
介護事業者様の外国人介護人材受入れをサポートしています。
このサイトでは、外国人介護人材の受入れに関連するコラムを随時更新してまいります。
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合格者に聞く!
介護福祉士国家試験に向けて、どう準備した?

特定技能ビザで就労する外国人介護人材を長期的に雇用し続けるためには「介護福祉士」国家試験に合格し、在留資格「介護」へ切り替えることが必須ですが、直近の試験(第37回)での海外人材の合格率は37.9%と、全体の78.3%から大きな差があります。
では、着実に合格するにはどのような学習法や工夫が必要なのか?
今回はヒューマンライフケアで就業中の合格者2名のインタビューから読み解きます。
◯チャンさん
動画・インタビュー記事はこちらからご覧ください
◯ミーさん
動画・インタビュー記事はこちらからご覧ください
2名ともベトナム出身、2020年来日、2024年に介護福祉士国家試験に合格しました。
ここからは上記のインタビュー動画から、2人に共通する「合格のポイント」を解説します。
①日本語能力の向上
[チャンさん]
勉強を進める上では難しい日本語もいっぱい出てきて、理解できるようになるまで結構な時間がかかりました。
[ミーさん]
日本語の理解は比較的問題ありませんでしたが、国家試験では「社会」の過去問(社会保障制度、人権、日本国憲法など)が特に覚えにくく、時間がかかりました。
→日本語力の基礎が合格への土台に。語彙や文脈理解を深めることが不可欠です。
②先輩や仲間との学び合い
[チャンさん]
実務者研修受講の際から職場の先輩たちに本やアドバイスをもらい、分からない点は相談し合える環境がありました。
[ミーさん]
来日当初は日本語が不安で挫折しそうになりましたが、同僚や利用者との関わりによって支えられ、試験に向けた努力を続けられました。
→職場の先輩や仲間の支援、同じ目標を持つ仲間との切磋琢磨が、長期的なモチベーション維持に繋がります。
③計画性を持った学習
[チャンさん]
日本語をレベルアップさせることで、試験勉強もある程度簡単になると思うので、まずは日本語の勉強を頑張りました。また自分の能力に応じて良い勉強方法を見つけたり、スケジュールを立てて少しずつ勉強を進めていくのがポイントです。
[ミーさん]
日々の学習計画を立て、過去問演習を通じて理解度を高め、スケジュール管理によって勉強時間を確保しました。
→継続的な学習と復習、さらに学習内容の整理が合格に直結します。
④国家資格取得の目的意識
[チャンさん]
介護福祉士国家試験対策の勉強では、更に深い知識も身につけなければなりませんので、勉強を始めてからは、利用者さまへの対応で最適な介助の方法につての判断もできるようになって、これまでより良いケアを行えるようになったと思います。
[ミーさん]
外国人が日本で長く働くためには介護福祉士国家資格が必要だと強く認識することで、モチベーションになったと思います。
→明確な目的と目標意識が、合格への原動力となります。
まとめ:介護福祉士国家試験に合格する3つのポイント
●日本語力の向上を徹底する
国家試験では専門的な知識だけでなく、日本語の読み・理解力も不可欠です。日頃から難しい表現を使った文章に触れ、語彙力・読解力を積み上げましょう。合格後も、日本語能力試験(N1)取得やイントネーションや言葉遣いを磨く姿勢は、介護現場での信頼を高めます。
●仲間と支え合い、学びを深める
職場の先輩や同僚、同じ目標を持つ仲間と相談しながら学ぶことで、一人で抱える不安や難しさを乗り越えやすくなります。実務者研修中から先輩に教わったり、問題を出し合ったりする環境があれば、試験勉強もスムーズに進むでしょう。また、スランプ時に励まし合える仲間の存在が、継続の力になります。
●計画的・継続的な学習を実践する
毎日の学習スケジュールを立て、過去問を繰り返し解いて理解を深めることが、合格への最短ルートです。また、試験後も復習を重ね、アドバイスを整理しながら長期的な学びを続ける姿勢も重要です。
国家試験の合格には、その人のレベルや特性に合った学習方法や教材を適切に選ぶこと、そして学習を継続するためのモチベーション維持が重要です。
ヒューマンライフケアでは「外国人材の活躍促進プログラム」として、介護福祉士国家試験合格を見据え最適な学習ツールを提供し、学習の進捗に寄り添う教育サポート体制をご提供していますので、ぜひお気軽にご相談ください!
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