外国人介護人材受入れコラム
ヒューマンライフケア株式会社の「特定技能登録支援事業」では、長年の介護事業での実績を活かし、
介護事業者様の外国人介護人材受入れをサポートしています。
このサイトでは、外国人介護人材の受入れに関連するコラムを随時更新してまいります。
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インタビュー公開【前編】
インドネシア介護人材への教育・特色は?

海外からの介護人材を受入れるにあたり、心配事の一つとなるのは「人材の質」ではないでしょうか?
日本語での会話はもちろん、介護の仕事への理解とスキル、そして人柄や仕事に取り組む姿勢など、オンラインの面接や面談だけで十分に把握しきれているのか、また実際に受入れてから他のスタッフや利用者に馴染めるのかなど、不安に思う方も多いでしょう。
今回から2回に分けて、送り出し国の現地教育機関とその講師へ、現地の実際の様子や教育などについてのインタビューをお届けします。
私たちヒューマンライフケア株式会社は、教育を基点に人材や美容、スポーツなど多彩な事業を展開するヒューマングループにおいて、介護事業および介護人材の教育、そして特定技能登録支援事業を行っています。
ヒューマングループは日本最大級の日本語学校「ヒューマンアカデミー日本語学校」を運営するほか、フランスやインドネシアでも日本語教育を行っています。
なかでもインドネシア法人「PT. Human Mandiri Indonesia」は2016年よりインドネシアの首都・ジャカルタを拠点に日本語教育事業を展開し、これまで累計3,700名以上に高度な日本語教育を提供しています。
また、2023年11月からはRadiant Utamaグループの海外就労派遣会社(P3MI)「PT. Gunamandiri Paripurna(GMP/グナマンデリパリプーナ)」と業務提携し、特定技能人材への日本語教育およびご紹介も行っています。
ここからは「PT. Human Mandiri Indonesia」の代表責任者・木村健氏と、「PT. Gunamandiri Paripurna」の講師・Erpin Damayanti氏へのインタビューをお届けします。
Q. グナマンデリで行っている教育の内容・特色は?
A::Erpin氏
グナマンデリでは、とにかく「会話中心」の授業を行っています。教科書をガッツリ読むというより、言葉の音声を聞いて、イラストを見て、その場面の会話を覚えていくというスタイルですね。
なぜ会話を重視するかというと、日本の介護現場ではコミュニケーションが本当に大事だからです。私自身EPAで6年間日本で介護をしてきましたが、会話力が一番必要だと感じました。
福祉用語もただ単語として覚えるのではなく、「会話の中で使えるようにする」ことを重視しています。
A::木村氏
グナマンデリは「面接合格後も継続して教育する」という点が大きな特徴です。他校だと「合格したら放置」というケースが多いのですが、うちはビザが出るまでしっかりサポートします。
また、受入れ先施設の要望に合わせて、内定後の教育内容をカスタマイズしていくのも特徴ですね。
Q. 生徒の属性は?
A::Erpin氏
介護クラスの生徒は現在15名ほどで、女性が多く、男性は3~4名です。JFT Basic を勉強中の生徒も含めると30名以上が介護を志望しています。
年齢は18~25歳くらいが中心、高校の看護科出身の学生が多いですね。
A::木村氏
グナマンデリ全体では約600名が在籍し、そのうち特定技能の学習者は90名ほどです。
学校に入る段階で「介護」や「食品製造」をやりたいという学生が集まります。特定技能16分野すべてを扱うのではなく、分野を絞って専門性を高めています。
Q. これまで「特定技能介護」で輩出した人数は?
A::木村氏
2024年1月から2025年10月末までに52名が合格しています。
さらに現在34名がCOE(在留資格認定証明書/Certificate of Eligibility)の発行待ちなので、年度内には約80〜100名に達する見込みです。かなり伸びてきていると感じています。
この続きは、12/2(火)公開予定です。どうぞお楽しみに!

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私たちヒューマンライフケアは介護業界での長年の実績と、教育を基盤とするヒューマングループのノウハウで、外国人介護人材の受入れから育成・定着まで中長期的に伴走する特定技能登録支援機関です。 まずはぜひ、お気軽にご相談ください。
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