ヒューマンライフケアの「副施設長（副所長）」は、
介護施設での通常の介護業務のほか、スタッフ育成などのマネジメント業務、
そしてご利用者様へより良いサービスをご提供するためのサービス改善などにも携わります。
将来の管理職候補として、介護のお仕事でステップアップを目指す方におすすめです。
出勤後、ユニフォームに着替えたら、夜勤のスタッフから申し送りを受け、ご入居者様の様子や連絡事項を把握します。
その後は起床介助、朝食の配膳・介助、衣類などの選択やご入浴の準備、ゴミ捨てなどを行います。
業務の合間には関係各所や本社などから届いたメールをチェックし、必要に応じて連絡・調整を行います。
洗濯やお掃除などの家事を、ご入居者様と一緒に行います。
またご入浴の介助は、コミュニケーションを取りながら
ご体調やお身体の変化がないか確認をする大切な時間です。
ご入居者様の様子や最近の出来事などを、ご家族様や関係各所へお伝えします。
また面会日の設定など、ご家族様の要望をヒアリングし
より良いサービスでご安心いただける施設づくりに役立てます。
キッチンで昼食を準備。下ごしらえや配膳など、ご入居者様にも可能な限り一緒に行っていただきます。
食事の前には嚥下運動を行い、必要な方にはお食事の介助を行いながら、誤嚥などが起こらないよう見守ります。
食後は歯磨きなど口腔ケアを行います。この間、スタッフ同士で交代しながら1時間の休憩を取ります。
午後は体操やレクリエーションを通して、体と心の健康を保ちます。
また乾いた洗濯物を一緒に畳んだり、ご体調に応じてお昼寝をしていただいたり
思い思いにお過ごしいただきます。
ご入居者様の様子を見守りながら、介護記録の記入や連絡・調整業務、
シフト調整、研修資料作成やメールチェックなどの事務作業を行います。
他のスタッフへ申し送りを行ったら、退勤です。お疲れ様でした！
ヒューマンライフケア立川グループホーム
齋藤 真理子
私たちが目指しているのは、ご利用者が「やりたい」を叶えられる施設づくりです。
施設内でもできる限りご自宅のように過ごしていただくことが、ご利用者の尊厳を守ることにも繋がります。
体調をみながら、掃除や洗濯などご自身でできることは挑戦してもらっていますし、もし「お肉が食べたい」と言う人がいれば行きたい人を募って食べに行くのも良いと思っています。
現場業務と施設運営、どちらも携われる副施設長だからこそ、ご利用者が末永く安心して生活を営める環境を職員と共につくっていくことを大切にしています。
また、地域に貢献していくことも重要です。
年に4回行われている副施設長研修では、他施設の副施設長と積極的に意見交換を行い、様々な取り組みを考えています。
移動スーパーや飲料宅配など、地域のお店と契約して毎日来ていただいたり、認知症カフェを開催したり。施設単位で比較的自由に考え実行することができるので、他施設の取り組みを参考にさせてもらうこともあります。
地域の資源を有効活用しながら、様々な方と交流を図れる“地域に溶け込む施設”でありたいですね。
ヒューマンライフケア立川の宿（小規模多機能型居宅介護）
目黒 正人
※現：施設長
副施設長は、自分自身が前に出て業務をするというよりも、裏方としてスタッフのサポートに回ることが多い仕事です。
私は、どうすればスタッフが安心して働けるか、そしてご利用者が安心して過ごせるかを日々考え行動することを心がけています。
例えば施設内で問題が起きたとしても、職員にはいつも通りご利用者や自分の仕事と向き合ってもらえるよう、私や施設長が責任を持って解決していきます。
もちろん苦労もありますが、スタッフの役に立てていると感じられますし、なによりモチベーション高く働く姿を見ることがとても嬉しいです。
スタッフと施設長の架け橋となることも、副施設長の役割の一つ。
スタッフの要望を聞いて施設長に掛け合い、より良い環境をつくっていきます。
先日は申し送りノートの書き方を変えたいというスタッフの声があったことから、自分自身も現場で業務をしてみた上でより効率的になるようPCフォーマットを活用した申し送りを施設長に提案。
改善後はスムーズに情報共有ができる上に業務効率も上がり、スタッフにも喜んでもらえています。
私にとって、自分の手で施設を変えられた時、誰かの役に立てている時こそが、副施設長としての存在意義を感じられる瞬間です。
ヒューマンライフケアは、まだまだ未完成な会社です。
改善すべきところは多くありますが、そのぶん伸びしろも多い、とも言えます。
そんな当社には、皆さんがチャレンジできる場がたくさんあります！
自分らしい生き方を探して「なりたい自分」を思い描くこと。
この「SELIfing」を、皆さんと一緒に考えていきたい。
皆さんにお会いできる日を、楽しみにしております。